京都大学阿武山観測所のサポーター会です。施設見学会の運営、案内・解説や出前講座などをやっています。
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今日は団体見学会です。たかつき市民環境大学のみなさんがご来所されました。良いお天気に恵まれ、阿武山もやっと秋らしくなって、山々の木々も色付きはじめてきたようです。
見学会は午前10時から約2時間の予定で、昼食はテラスで賑やかにお弁当を楽しんでいらっしゃいました。
地震学の歩みセミナー(たかつき市民環境大学のみなさま)
市民大学は高槻市が開設している講座で、地域から取り組む”環境活動・環境教育”の人材を育成するために開講しています。今日は観察会とのことで、阿武山観測所に来ていただきました。
セミナーの後は、お楽しみプログラムとして「阿武山古墳」についての講座です。観測所中庭奥の通称”美人山”にある古墳で、藤原鎌足の墓と云われています。このミニプログラムは日替わりで、古墳をはじめ、岩石・観測所の建物・自然などを紹介しています。希望プログラムの1位は「阿武山古墳」です。
佐々式大震計(世界で1台しかない地震計)
大阪府北部地震の解説パネルでの説明(高槻市の真ん中が震源地です)
屋上展望ツアー(淡路島がうっすらと見えていました)
中庭奥にある阿武山古墳
この阿武山古墳は、唱和9(1934)年に初代所長の志田順によって偶然発見されました。しかし108日後に再び埋め戻されました。こういった事を、観測所の資料から詳しく解説します。”ここだけ”でしか聞けないお話です。
観測所の物置で発見された”藤原鎌足”のX線写真
阿武山観測所には、古墳に関する写真・資料が多くあります。見学会での古墳セミナーで詳しく解説しています。お楽しみに。